お客様のご要望を第一に考えた床バリアフリー工事
~お客様の声~
「家族の要望通り施工していただいた。」
「仕事がていねい、キレイな仕上がり。」
遠田郡美里町 勘堂地区 K様邸
●床バリアフリー工事(玄関ホール・縁側・キッチン・洗面所・トイレ・裏廊下)
「各々の部屋の敷居の段差を解消しバリアフリー工事をしたい。」が、リフォーム工事を考える始まりだったK様邸。
他社に相談した所、「床を全部解体しないと工事ができない。」と提案され、提示された見積り金額は高く、自分達の考えていた金額とあまりにも違い過ぎてしまい、リフォーム工事を頓挫していたそうです。
そんな中、地元工務店にも「一度だけ相談してみよう。」と思い、当社の無料リフォーム相談を利用したそうです。現場調査した所、床を解体せずに、十分、綺麗にバリアフリー工事が納まる事が判明しました。さらに、K様が考えていた見積金額に近いことからご依頼頂きました。そのような床バリアフリー工事をご紹介致します。
基本的に築30年以上の住まいのほとんどは、各部屋と部屋の境に敷居が取り付けられています。敷居の高さは、その住まいによって違いますが30㎜~40㎜程度です。
K様邸も高さ35㎜の敷居が各部屋と部屋の境、すべてに取付けられていました。
≪Before≫
洗面所敷居 通し座敷敷居
キッチン敷居 トイレ敷居
今回、他社では「床をすべて解体して敷居の高さまで床を新設したらどうですか?」と提案されたそうです。しかし、お客様は「傷んでもいない床を解体しなくとも敷居の高さまで床を造れないですか?」とのご要望でした。
そうです、床の骨材(根太、大引)が傷んでいなければ床を解体せずともバリアフリー工事はできます!
敷居の高さが35㎜ですから、12㎜の合板 + 9㎜の合板 + 12㎜の化粧フロアーで計33㎜です。2㎜の段差が有りますが3㎜以内はバリアフリーと言われていますのでバリアフリーが成立します。
≪After≫
玄関ホールから茶の間敷居バリアフリー
廊下からトイレ、廊下から洗面所バリアフリー
トイレ、洗面所床はクッションフロアーなので、厚み3㎜床見切りを取付けました。
廊下からキッチンバリアフリー
キッチン床はクッションフロアー仕上げです。床が上がったので建具下を切り詰めて、厚み3㎜の敷居レールを取付けました。
≪Before≫ ≪After≫
解体しなくとも玄関上り框を取付けて、綺麗に納まりました。
当社の木材加工場で加工した、木曾檜の式台を取付けてデザイン、上がり易さにも工夫をしました。