築52年47坪の住まいを、隅々まで丁寧にまるごとリフォーム工事(リノベーション)
築52年47坪の住まいを、隅々まで丁寧にまるごとリフォーム工事(リノベーション)
遠田郡 美里町 藤ケ崎町 S様邸
●まるごとリフォーム工事
外観
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土台・柱・梁のみを残し、すべて解体してのまるごとリフォーム工事なので、
断熱性・気密性・機能・使いやすさ・住みやすさは新築の様に生まれ変わりました。
玄関
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≪After≫
奥行がなく狭かった玄関ホールは広くなり、
上がり降りが大変だった玄関タイルから玄関ホールへの段差も解消されました。
≪玄関収納 After≫
収納が少なく靴がしまいきれなかった玄関の隣には、
靴のまま行くことができる、広さ2畳の玄関収納を設けました。
茶の間 ⇒ リビング
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≪After≫
家の中では日当たりが一番いい南東の角部屋の茶の間だったにもかかわらず、
当時のサッシや部屋のデザインで、日中から薄暗く感じる茶の間でしたが、
縁のない琉球畳がフローリングとマッチして、オシャレでモダンな雰囲気のリビングになりました。
≪After≫
扉が半透明なので圧迫感がなく仕切ることができ、
3枚扉の片引き戸を開けると、キッチンとリビングが一体化し、
広々としたLDK空間になります
キッチン
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≪After≫
昔のシステムキッチンには収納に工夫がなかったため
お鍋や調理器具を無造作に置かざるをえませんでした。
≪パントリー After≫
キッチンには、あると便利なパントリーを設けました。
棚を移動したり、取り外したり、自由自在の収納棚は、
缶詰や乾物などの食料品や飲み物、
調理器具を保管するのにとても便利です。
トイレ
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広さ1畳のトイレは一般的ですが狭く感じていたため、1.5畳に間取り変更して、
トイレットペーパーや掃除用品は見せずに収納できる埋め込み式トイレ収納棚を取付け、
スッキリとしたトイレ空間になりました。
洗面所
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部屋の広さ的に3畳もあり十分なはずなのに、
トイレ建具の戸袋が入り込み圧迫感があり使いづらい洗面所でした。
3畳の広い洗面所は、洗面や脱衣がゆっくりでき、
洗濯用品やタオルが収納できる物入を設けました。
浴室
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ユニットバスはリクシルのアライズ Kタイプです。
お湯が冷めにくい「サーモバスS」や、
床がヒヤッとしない「キレイサーモフロア」などの機能性、
カンタンに取り外してまるごと洗える「まる洗いカウンター」や
凹凸の少ないフラットな形状の「ワイドレバー水栓」など、
お掃除のしやすさも考えてつくられたユニットバスです。
奥座敷 ⇒ 奥洋室
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縁側&通し座敷(西側) ⇒ 寝室・書斎・ウォークインクローゼット
有効活用されていなかった縁側と通し座敷は、寝室・書斎・ウォークインクローゼットに生まれ変わりました。寝室には普段使いの服や身のまわりの物が整理整頓しやすいクローゼットのほかに、大容量のウォークインクローゼット、さらに好きなことをして自由に過ごせる書斎も併設しました。
通し座敷(東側) ⇒ 和室
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和室には、当社木材加工場で棟梁が加工した桧造作材をふんだんに使用しました。
棟梁の匠の技で加工を施し、仕上りを考えながら丁寧に造作を行い、木のぬくもりが心地よい和室が完成しました。
和室
内部リフォーム工事
内部リフォーム工事・施工の様子
1.解体工事
荷物を一時的に当社の工場の方にお預かりしてから、解体工事が始まりました。土台・柱・梁のみ残して、すべて解体していきます。
2.躯体補強工事
≪梁・柱取付け≫
まるごとリフォーム工事なので、大幅に間取りを変更します。もちろん取り外さなければならない柱もありますが、それ以上に取付ける柱の方が多く、梁・柱で強固な躯体に補強して、さらに建築基準法に基づいた金物を取付けて耐震補強を行います。
3.床工事
≪断熱工事≫
床の新設工事はネタと呼ばれる桟を取付けて、
ネタとネタの間に断熱材を隙間なく埋め込み断熱工事を行います。
床に断熱材を入れる事によって、床下からの冷気の侵入を抑え
底冷えしない温かい住まいになります。
≪フローリング貼付工事≫
断熱工事が終わったら、下貼りした合板の上に化粧フローリングを1枚1枚丁寧に貼っていきます。
4.壁・天井工事
壁・天井に木下地を取付けて、断熱工事をします。断熱工事は内装工事をしてしまうと見えなくなってしまう部分ですが、丁寧な施工で完全に隙間を埋めていかなければなりません。
お客様と打ち合わせをした場所にコンセントやスイッチを取付けつけるため、配線図を確認しながら電気配線工事も進めていきます。天井や壁の下地工事では、壁や天井クロス仕上げの下地となる石膏ボードを貼っていきます。
5.大工造作工事
S様邸の和室では、当社の木材加工場で棟梁が加工した無垢の檜材を使用して、和室の造作工事をさせて頂きました。最近では、和室でさえ建材で納めてしまう住宅もある中、無垢の檜を扱えるのは、工務店ならではです。
まるごとリフォーム工事なので、新築同様、階段も架け替えました。階段の加工、取付けはとても手間のかかる作業です。座敷の造作工事同様、大工さんの腕の見せ所でもあります。しっかり、階段を架け替えることによって、デザイン性はもちろん、上がり降りし易く、生活しやすい階段に生まれ変わります。
外部リフォーム工事
外部リフォーム工事・施工の様子
2.躯体補強工事
≪間柱及び窓台取付≫
解体工事が終わった部分から筋交や間柱、窓台をを取付ていきます。
外部壁面には地震に強い耐震パネルを貼付けていきます。耐震パネルを住まい全体に貼り付け、住まいを木の箱の様な状態にする事で地震に強く、さらに気密性・断熱性を高くする事ができます。
3.屋根葺き替え工事
以前、屋根のリフォーム工事していた瓦も、長年の風雨により、経年劣化していた事から、今回のリフォーム工事で葺き替える事となりました。瓦を剥がすと、元々のトタン屋根が姿を見せました。
さらに元々のトタン屋根も解体して、腐食部分をしっかりと補強してから屋根を葺き替えます。
4.タイベックシート貼付、外壁工事
構造用合板の上にタイベックシートを貼付け、その上から外壁木下地を取付けてから、外壁材を貼付けていきます。
5.コーキング工事・玄関タイル工事
外壁工事が終わると、窯業系サイディングの板目地やサッシ廻り、軒天下端などのコーキング工事を行います。内部・外部のほぼすべての工程が完了し、玄関タイル工事を行います。最後にホームクリーニングを行い、カーテン・網戸を取付けて、まるごとリフォーム工事は完成します。